20年間の専業主婦生活から研修医に転身した女性の奮闘を描く、痛快メディカル・コメディ。オム・ジョンファが演じたのは、人生を家族に捧げてきた主人公のチャ・ジョンスク。医師免許を持ちながらも、夫と2人の子ども、そして姑に尽くす日々を送っていた。
ある日、大病を患って死の淵を彷徨ったジョンスクが、夫（キム・ビョンチョル）や家族の冷たい態度に失望したことをきっかけに、再び医師として生きることを決意する。20年近いブランクを経て、息子と同じ病院のレジデント（研修医）として働き始めるが、そこでは家族や若者たちとの衝突や、医師としての苦悩に直面する。
オム・ジョンファは、逆境にもめげず、持ち前のバイタリティと明るさで道を切り開いていくジョンスクを魅力的に演じた。時には失敗しながらも、患者に寄り添う真摯な姿勢と成長していく姿が、多くの視聴者の共感を呼んだ。本作は、韓国で『梨泰院クラス』を超える視聴率を記録し、大きな話題となった。