「韓流シネマ・フェスティバル2010」にて初上映。
エロスをテーマに5人の監督がそれぞれ異なる愛の形を描いたオムニバス映画。
オム・ジョンファは第4話「終わりと開始」で主演を務めている。彼女が演じるジョンハは、交通事故で夫（ファン・ジョンミン）を亡くし、さらに夫が自身の後輩（キム・ヒョジン）と密会中だったという衝撃的な事実を知る。この状況にジョンハは深く傷つくが、事故後、夫の恋人であった後輩がジョンハのもとを訪れ、献身を約束する。結局、二人の女性は同居を始めることになり、夫の死と裏切りによって複雑に絡み合った感情の中で、新たな関係性を築いていく様が描かれている。
この作品は、愛と欲望、喪失といったテーマを多角的に、時には挑発的に描いており、オム・ジョンファは傷ついた女性の内面を繊細に、しかし力強く表現している。